今回はサイトの滞在時間とSEOの関係性について解説していきます。
コンテンツマーケティングや外部・内部施策を行うなどSEOには様々な切り口があります。
Googleはユーザーにとって有益な情報をもたらすサイトを上位を表示させることを目指しています。
これがSEOの本質なわけですが、あるサイトにおいて滞在時間が長ければその分じっくりとユーザーはより多くの情報を獲得するだろうということが容易に想像されます。
そう考えればサイトの滞在時間とSEOには相関があるように考えるのが自然でしょう。
では、それら2つは関係し合っているのでしょうか。
滞在時間と検索順位は関係していると予測される
一般的にSEO施策は内部施策・外部施策・コンテンツマーケティングの3つを軸に展開しています。
サイトそのものがユーザーにとって有益であるかそして利便性が高いか否かが順位を決定づけるといっても過言ではありません。
そうすると、これらが優れていればおのずとユーザーのサイト滞在時間は高まっていくはずだといえます。
ですからサイト滞在時間と検索順位すなわちSEOは密接に関係し合っていると推論しても何らおかしくはないでしょう。
事実、Googleのサイト分析ツールである”Google Analytics”ではクリックしたユーザーが何秒間滞在しているか、そして他のページに遷移して何秒間見ているかというのをクッキーという技術によって計測しています。
わざわざ滞在時間も計測していることからも、Googleがサイト滞在時間を重視しているのではないかと予想することもできますね。
滞在時間の確認方法について
Google Analyticsではサイト滞在時間は「平均セッション時間」として表示されます。
具体的な平均セッション時間の参照はGoogle Analyticsにログインし、期間を設定後以下の手順で行います。
①「集客」をクリックします。
② 「すべてのトラフィック」をクリックし、その下に表示される「チャネル」をクリックします。
③ がそれぞれのチャネルすなわちサイトへの流入経路となっており、④で示しているのがすべてのチャネルに対する平均セッション時間となります。
ちなみにOrganic Searchの行の左から6番目に00:05:42という数字がありますが、これはOrganic Searchにおける平均セッション時間を示しており、Google Analyticsではチャネル別の平均セッション時間も確認することができます。
滞在時間を長くするにはどうすればよいか?
さて、サイト滞在時間を長くするためにはどうしたらよいのでしょうか。
まず注意すべきなのは「分かりやすい記事」を作成することです。
専門用語が多く、難解な記事は敬遠されます。
ですから誰が読んでも分かりやすい文章を作成する必要があるのです。
またユーザーの求める答えに行きつくまでが長い記事でも、途中で飽きてしまい離脱しやすくなりますからその点も注意が必要です。
その他にも今のことと関連しますが、ずっと文章を読んでいるとユーザーは疲れてしまうので、随所に画像を挿入して文章を読みやすくすることも大切です。
まとめ
今回の記事ではサイト滞在時間とSEOの関係性について解説しました。
サイトの有益な情報を盛り込んでいる分ユーザーの滞在時間が長くなると考えれば、滞在時間もSEOに関係があると予測できるでしょう。
コンバージョンを稼ぐためにもユーザーには長い間サイトに留まってもらう必要がありますから、分かりやすい記事を書くことを心掛け滞在時間を伸ばす工夫をすると効果的です。
是非参考にしてみてください。