Google広告のグループ分け(グルーピング)について解説!

アガルトマーケティング代表の春田です。
今回はGoogle広告のグループ分けについて解説します。

Google広告の運用を行っているが、この方法がグループ分けで正しいのかな?
と悩んでいる方の参考になるかと思います。Google公式情報を交えて解説しますので、
専門性の高い内容となっています。

Google広告グループの仕組み

広告グループには、類似したターゲットを共有する広告が 1 個以上含まれています。広告グループでは、グループ内のキーワードによって広告が表示された場合に適用する入札単価(価格)を設定することができます。これをクリック単価(CPC)と呼びます。また、広告グループ内の個別のキーワードについて単価を設定することもできます。広告グループは、広告の対象となる商品やサービスの種類など、共通するテーマに従って広告を分類するために使用します。
解説)広告のグループ分けをする際は分類を意識すると良いでしょう。広告グループを分ける際に気を付けるべき点は下記になります。
・分類はなんであるのか?
・サービスの種類について
・グループの中に入れるキーワードを少なくしすぎない
・グループを多く分けすぎない
・グループの中には共通性をもたす
・マッチタイプによってグループをわけない
グループ分けをする際には、機械学習の事も考慮しなくてはいけません。
1グループにつき1キーワード設定していた場合に、そのグループが最適化されるまでに学習期間が長くなってしまいます。ですので、1グループにつき1キーワードや、わざわざマッチタイプでわけるといった運用は避けましょう。
グループの分類・種類を考慮することによって、グループ内に入れるキーワードとも関連性がでてきます。
グループの広告文とキーワードに関連性をもたす事は品質スコアにも影響がでますし、クリックにも影響がでてきます。

広告グループを同様のテーマ別に分類する

多くの場合、ウェブサイト上のセクションやカテゴリに対応した広告グループを作成すると便利です。たとえば、ウェブサイトでスイーツ、飲料、スナックを販売しているとします。

たとえば、次の表の各広告グループには、販売する 1 つの商品に的を絞った 1 組のキーワード リストが含まれています。各広告グループのキーワード リストにより、商品の広告は、その商品に関連するウェブサイトにのみ表示されます。

解説)上記の記述の中で、カテゴリに対応した広告グループを作成すると良いというのがポイントになります。
1つのLPにたくさんの要素を含むよりは特定のページは特定の内容で特化させ、そのLPにグループで最終URLに設定する。そうすることによって、キーワードと広告文、LPとの関連性をもたせることができるようになります。

サイドメニューにそれぞれのカテゴリで分けている場合はそれを元にわけても良いでしょう。

 

広告グループ: スイーツ

広告グループ: 飲料 広告グループ: スナック
カップケーキ ソーダ ポテトチップス
パンプキンパイ コーヒー ピタチップス
アップルパイ アイスコーヒー ビーフ ジャーキー
チョコレート ケーキ アイスティー バター ピーナッツ
アイスクリーム 炭酸水 ミックスナッツ
クッキー オレンジ ジュース あられ

解説)上記はGoogle公式情報のグループ分けの例になります。
飲料グループとスナックグループを混ぜてしまっていた場合、飲み物が欲しいユーザーにスナックのキーワードや広告文もだしてしまう事になります。

こういったグルーピングをすることによって、飲料を求めるユーザーには飲料の広告を配信。スナック系を求めるユーザーには飲料系の広告を配信することが可能になります。

また、グループ名をつける際には、01_02_とナンバリングする事で、フィルター機能で見やすくなりますし、csvデータで落とした際にも有効です。

今回ご紹介したGoogle公式情報

今回は下記のGoogle公式情報より、グループ分けについて解説しました。

https://support.google.com/google-ads/answer/2375404?hl=ja&ref_topic=3121942

まとめ:Google広告のグループ分け(グルーピング)について解説!

いかがでしたか?Google広告のグループ分けは、カテゴリや分類を考えてわけると良く、マッチタイプで分けるのは良くないという事。そして、機械学習についても考慮してグルーピングすると良いという事でした。

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アガルトマーケティング代表-春田-

保険会社営業職を経て、SEO専門のWebマーケティング会社に転職。Webサイト制作やコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングディレクターを行う。これまでに100社を超えるSEO施策、またコンテンツマーケティングに携わっている。 ▼Webマーケティング保有資格 SEO検定1級 Googleアナリティクス個人認定資格 その他Google公認資格多数保持