Google広告の管理画面の消化費用と請求金額(支払い金額)が合わない

アガルトマーケティング代表の春田です。

Google広告の管理画面の消化費用と請求金額(支払い金額)が合わない…とお困りの方に、その理由を解説していきます。

管理画面の消化費用は税抜きの金額

管理画面の消化費用(↑の画像箇所)は税抜きの金額であり、【ツールと設定】→【概要】から確認できる請求金額は税込みの金額での表示になっています。そのため、そもそも管理画面で表示される費用と請求金額は異なるということです。

大きく異なる場合は調整されている可能性がある

誤クリックなどの無効なアクティビティなどは、調整されて費用は戻ってきます。
管理画面では余分な費用が発生した分も費用欄に記載されています。

【ツールと設定】→【概要】で、費用のクリックすると調整額が表示されます。

大きく金額が異なる場合は、調整額が影響しているものと考えられます。

調整額は通常、アカウントにクレジットとして適用されます。一般的な調整の種類は次の通りです。

無効なアクティビティ: bot によるクリックまたはユーザーによる誤クリック
超過分: キャンペーンの費用が 1 日の平均予算を超えた場合
アカウント予算超過分: 広告費用がアカウントの予算を超えた場合

結論

そもそも管理画面の費用は税抜き表示、ツールと設定→概要から確認できる費用は税込み表示であるため、そもそも費用がピッタリ合わない。また、大きく異なる場合は調整額があった。というのが結論です。

Google公式情報より

超過配信: Google による掲載ペース配分の都合上、ご指定いただいた 1 日の平均予算を上回る量の広告掲載が発生してしまうことがあります(超過配信)。なおこの場合も、超過分の費用を相殺するクレジットが付与されますのでご安心ください。

クレジットと調整額について – Google 広告 ヘルプ

https://support.google.com/google-ads/answer/1704323?hl=ja

コンバージョン ベースのお支払いを導入していないキャンペーンについては、最大で 1 日の平均予算の 2 倍の費用まで広告掲載を許容する仕組みになっています。これを超過配信と呼びます。このシステムは広告主様にとって損のない仕組みになっており、広告を表示しすぎて請求期間内の費用が 1 日の平均予算を基準とする額を超えてしまった場合は、それを相殺するクレジットがアカウントに付与されます。

請求額と 1 日の平均予算の関係 – Google 広告 ヘルプ

https://support.google.com/google-ads/answer/1704443?visit_id=637987570734274718-2361993862&rd=1

 

アガルトマーケティング代表-春田-

保険会社営業職を経て、SEO専門のWebマーケティング会社に転職。Webサイト制作やコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングディレクターを行う。これまでに100社を超えるSEO施策、またコンテンツマーケティングに携わっている。 ▼Webマーケティング保有資格 SEO検定1級 Googleアナリティクス個人認定資格 その他Google公認資格多数保持