アガルトマーケティング代表の春田です。
今回はGoogle広告のマニアックな記事となりますが、表示回数や費用などが後から調整される事がある事について解説します。
以前に0:00を超えた直後に作成したGoogle広告レポートと、後から管理画面から確認したデータが合わずにクライアント様から説明を求められた事もありましたので、もしかするとGoogle広告の数値・数字がおかしいとなった場合の参考になればと思います。
Google広告のシステムがおかしい?(数字・数値の調整)
まずは、Google広告のシステムも完璧ではない事を知ることです。
表示回数に関しては、どのように計測されているかについての詳細は開示されていないですが、あとから表示回数が減少・減る(もちろん、条件を変えずに)事があります。
原因については不明ですが、時間が経つごとになぜだか表示回数が減少していくのです。
費用に関しては、無効なクリックと判断された場合は費用調整される事があるので、説明が可能ですが、時間経過毎に一時的に表示回数が減っていくというのは、そもそも表示回数のカウント計測に誤りがあったと言えるでしょう。(もちろんフィルターがかかっていた等ではなく)
下記がその際にスクリーンショットをとっていった証拠になります。
上記画像をみていただくとわかる通り、フィルタは追加されておらず日付は下記画像と同じ。
3時00分の時点で表示回数は496回。
先ほどは3時00分の時点で表示回数は496回だったのですが、それから40分経過後の表示回数は356回。140回減少しています。普通に考えればありえない事ですが、これが原因不明の表示回数の調整になります。表示回数のカウントはどのようにされているのか気になってしまいますよね。
3時00分の時点で表示回数は496回だったのですが、それから40分経過後の表示回数は356回。それから3分経過後は353回。また3回減少。不思議な結果です。
Google広告では説明のつかない謎の挙動がみられる事もある
おそらくGoogle広告の電話サポートに問い合わせたとしても原因は分からないでしょう。Google広告のシステムを開発している一部の方にしか分からない事だと思います。
こういった数値の違いでクライアント様から問い合わせをいただいた場合には、こういった謎の挙動がみられる事もある。後から正しい数値(恐らく)に調整されるという形で説明する他ないでしょう。
Google広告の数値がおかしいと思った時は
Google広告の数値がおかしいと思った時は、フィルタがかかっていないか?日付は合っているかを確認しましょう。それでも数値に異常がみられるときは、説明不可なバグかもしれません。データの改ざんをしているとも考えられませんので。
ちなみに無効なクリックの場合は、あとから費用が還元されるので、そちらを詳しく知りたい方は下記をご覧いただければと思います。
無効なトラフィックの扱い
Google のシステムによって検出された無効なトラフィックは、広告主様向けのレポートから自動的に除外され、課金対象にもなりません。発生した無効なトラフィックについてのデータは、ご希望であれば閲覧可能です。
過去 2 か月間に、なんらかの理由で自動検出できていない無効なインタラクションがあったことが判明した場合は、対応する額のクレジットで還元させていただきます。無効なインタラクションによる費用を表示するには:
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Google 広告にログインします。
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管理画面の右上にあるツールアイコン をクリックします。
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[設定] の [ご請求とお支払い] を選択します。
引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/2549113
まとめ;【Google広告数値調整】表示回数や費用等が減ったり(減少)調整される事がある?
いかがでしたか?表示回数や費用等が減ったり調整される事があるという事でした。
度々数値が調整される事はありましたが、経験上深夜帯での時間にそれは多く起こる傾向があるように思えます。
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