Google広告の最も効果的なキーワード選定の仕方について【Web広告】

アガルトマーケティング代表の春田です。
今回はGoogle広告で配信するための適切且つ、効果的なキーワード選定について徹底解説します。

Google広告のコンバージョンを劇的に増加させる為に、全Google広告運用者の方に読んでいただきたい内容になっています。

広告運用者の方は120%ご覧になるべき記事ですので、ブックマークかシェアされることを推奨します。

Google広告の成果を高めるキーワード選定について

画像Google広告公式ページより:https://support.google.com/google-ads/answer/6335971

キーワードは、Google 広告キャンペーンの設定時に選択する語句またはフレーズです。対象となる商品やサービスをユーザーが探すとき、どのような語句を検索するかを予想し、それをキーワードとして選択します。

作成した広告にマッチしたキーワードを設定しておくと、ユーザーがその語句を検索したとき、または関連する内容のウェブサイトを閲覧しているとき、広告主様の広告が表示されます。Google広告公式情報より

解説)Google広告における「キーワード」とは、設定したキーワードをユーザーが検索した際に、指定の広告を掲載させる為の「キーワード」を指します。

掲載させる広告と関連性のあるキーワードを設定する事が望ましいのですが、キーワードを狭く絞りすぎてしまうと、予算が消化できなったり、逆にキーワードを広くしすぎてしまうと、コンバージョンとならないキーワードに予算を消化してしまうという事が起こり得ます。

ですので、広告をクリックし、ユーザーがコンバージョンすると考えられるキーワードを選定していく必要があるのです。

キーワードには大きく3種類がある

キーワードには「指名キーワード」「アクションキーワード」「情報収集キーワード」の3つになるのですが、一番コンバージョンとなりやすいのは「指名キーワード」になります。

指名キーワードとは?

指名キーワードは、アガルトマーケティング・電通・博報堂などの会社名や、SEOツール・広告掲載ツールなどの商品名/ブランド名といった固有名詞を指します。

なぜ、「指名キーワード」が一番コンバージョンとなりやすいかと言うと、既にサービスやブランドを認知していて興味のあるユーザーや過去にサービスを利用したことがあるユーザーが検索するキーワードだからです。

指名キーワードはコンバージョンは高くなる傾向とともに、競合は氏名キーワードで広告配信することは少ないので、基本的にはクリック単価が低くなる傾向があります。

※類似した商品を扱っている会社が、あえて競合の会社名や、サービス名を使って広告配信をすることはあります。

アクションキーワードとは?

「アクションキーワード」は、検索キーワードの意図として行動することが背景にあるキーワードの事を指します。 例えば、「アルバイト 求人」「アルバイト 単発」といった仕事をするという行動が背景にあるキーワードがアクションキーワードになります。

こういった行動が背景にあるキーワードは指名キーワードの次にコンバージョンになりやすいのですが、こういったコンバージョンになりやすいキーワードというのは、競合も広告配信の為に設定している事が多いので、クリック単価が高騰しやすい傾向にあります。

情報収集キーワードとは?

「情報収集キーワード」とは、情報収集をするためのキーワードになります。ユーザーが普段検索窓で検索している大半が情報収集キーワードになります。「〇〇とは」といったキーワードが情報収集キーワードです。

情報収集キーワードは、3つのキーワードの中ではコンバージョンより遠いキーワードになり、クリック単価を抑えられるが、コンバージョンの獲得率は低くなる傾向があります。オーガニック検索で対策されるSEOでは主にこちらのキーワードで対策をします。(検索されるボリュームが高い為)

どのようにGoogle広告のキーワードを選定するのか?

たとえば、「お花の宅配専門店」という広告を出すのであれば、「花 宅配」をキーワードにします。この場合は、誰かが Google で「花 宅配」(またはその関連語句)で検索したときに検索結果ページの上部や下部に広告が表示される可能性があり、花の宅配に関連する他のウェブサイトも掲載対象となります。 Google公式情報より

解説)広告配信で掲載するウェブサイトが、どのようなウェブサイトなのかをしっかりと認識した上で、キーワードを決定する必要があります。お花を扱うウェブサイトであれば、お花のキーワードを、車を扱うウェブサイトであれば、車のキーワードを。当たり前のように思われるかもしれませんが、この意識が非常に重要です。

こちらはものすごくGoogle広告を行う上で一番重要と言っても過言ではないぐらいですので、頭に焼き付けていただければと思います。

広告配信するキーワードはウェブサイトに合わせることが必須!

キーワードは、ウェブサイトに合わせて決定すること、それはターゲットが絞られていればいるほど良いです。
極端な話をすると、お花のウェブサイトであるのに「車」というキーワードで広告配信していた場合どうなるでしょうか?(実際には、上記のようなキーワードを設定した場合でもLPとの関連性が極めて低い為、広告が表示されないでしょう。なぜならば、ユーザーに価値を与えない為です。)

ユーザーは車の情報を求めているのに、クリックをした際にお花のサイトが表示されれば、すぐに戻るボタンを押して離脱していまいますよね?そうなるとクリックの費用が無駄になってしまいます。

多くのGoogle広告運用担当者が気付けていないキーワードの選定

極端な例をだしましたが、これがGoogle広告を配信しても成果のでないLP(ランディングページ)にて小さいレベルで非常に多く起こっているのです。

Google広告を配信している多くの運用者がこれに気付いていません。それがどういう意味であるかを次に解説します。何度も言いますが、極めて非常に重要ですのでここまでご覧になった方は最後までお読みください。

この考え方を徹底することによって、驚くほど劇的にコンバージョンは急増します。

わたしの運用での成果

実際に、他社運用では整体院の実店舗への送客誘導コンバージョン(メール予約サンクスページ発火/電話発火/ライン@予約発火)に40,000円程かかっていたGoogle広告が、わたしの運用にかわってたった1ヵ月で3,000円にまでコンバージョン単価を下げることに成功しています。

20万円の予算で5名の送客誘導だったのが、わたしの運用で20万円の予算で133名。整体院のコンバージョン単価の平均が恐らく1万3千円~3万円程だと思うので、かなりコンバージョン単価を抑えながら配信できているかと思います。

その他、求人が集まらないと言われる中、アルバイト求人の応募コンバージョン(メール予約発火/電話予約発火/LINE発火)でコンバージョン単価400円程で獲得できたりしています。恐らくGoogle広告運用をされている方であれば、その効果の凄さについてはお分かりいだけるかと思います。

※実際のデータに関してはGoogle広告の実績の方に掲載いたします。

Google広告の運用だけでなく、サイトの改善提案もされる場合には必須となる考え方になりますので、その考え方について解説します。

キーワード選定で絶対的に頭に入れるべき非常に重要な考え方

「LPに合わせてキーワードは絞ってください!」もう一度言います。「LPに合わせてキーワードは絞ってください!絶対に!」そして、「LPも何が売りなのか絞ってください!」1つのLPにいくつもの要素を入れ込むことでその専門性は失われます。

いくつもの売りを掲載した1つのLPに、それぞれの検索キーワードで流入したユーザーがLPを閲覧した場合、求めている情報が薄くなってしまいます。

高時給アルバイトのGoogle広告の例

例えば、高時給のアルバイトが売りであればLP内で、
・高時給がわかる要素をメインビジュアルに入れる
・LPの中間やLPの最後の方にも高時給が売りであることを入れる

それに合わせて、Google広告で配信するキーワードも「高時給」に寄せる。
そうすることによって、高時給のアルバイトを求めている人に合致した情報を返す事ができ、コンバージョンに繋がります。

効果のでている運用担当者であれば、これを自然の内に心得ているはずです。

言ってしまえば、どんなに優秀な広告運用担当者であっても広告を掲載するLPに問題があればコンバージョンを獲得するのは難しいと言えます。

しかし、そうは言っても決定権がなく、サイトの改善ができない場合もあるでしょう。
そのような時は、いかにそのページの売りであるポイント・訴求をみつけてキーワードを選定することです。

ただし、LPを改善する事によって効果が増加すると予測されるという事は伝えておくようにする事をおすすめします。

※LPのコンバージョンをあげる為には、コンバージョンボタンの大きさ・色・モバイルの場合追従ボタンも設置や、ストーリーなど様々な要素も同時に必要となります。

整体院のGoogle広告の例

1つのLPの中(ペラページ)に、猫背矯正・自律神経の整え・骨盤矯正・指圧・スポーツ障害・腱鞘炎・美容整体について記載されている場合、それぞれの訴求が薄まってしまいますよね?

例えば、猫背矯正で流入したユーザーがLPを見た際に、少ししか猫背矯正について記載されておらず、他の訴求が多く入っている為、「自分の為の情報ではない」と思ってしまうはずです。そして離脱に繋がります。

ですので、改善しキーワードの選定をする為には、

・猫背矯正であれば猫背矯正のLP、骨盤矯正であれば骨盤矯正のLPといったようにそれぞれ作成
・上記のLPに対して、絞ったキーワードを設定。猫背のLPであれば猫背系のキーワード
というようにします。

複数の訴求ポイントを作らずにひとつに絞る!それを徹底的にLPでアピールし、徹底的にそのLPに沿ったキーワードで配信する。これができれば絶対にGoogle広告は成功します。

まとめ:Google広告の効果的なキーワード選定の仕方について

いかがでしたか?キーワードの選定について少し長めになりましたが、要点はたった一つ。

「LPに沿ってキーワードを絞る!」以上です。

広告運用の予算が多くある場合は、多くのキーワードを配信し、そこから除外していき絞っていく方法がありますね。多くのキーワードを設定する事は悪い事ではありません。ただし!絞ってくださいね。

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Google広告の運用代行はアガルトマーケティングの春田にお任せください。

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アガルトマーケティング代表-春田-

保険会社営業職を経て、SEO専門のWebマーケティング会社に転職。Webサイト制作やコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングディレクターを行う。これまでに100社を超えるSEO施策、またコンテンツマーケティングに携わっている。 ▼Webマーケティング保有資格 SEO検定1級 Googleアナリティクス個人認定資格 その他Google公認資格多数保持